足場解体にかかる時間は約半日!外壁塗装終了前のチェックポイント

足場解体にかかる時間は約半日

外壁塗装が終わると最後に足場解体の作業を実施し、外壁塗装すべての作業が完了します。

長い間足場が架かっていて窮屈だった生活から、足場が解体されるとお気持ちも解放されるかと思います。

この記事では、

  1. 足場解体にかかる時間
  2. 足場解体時の注意点
  3. 外壁塗装終了前のチェックポイント

などをまとめてお伝えします。外壁塗装成功のためにも、ぜひご覧下さい。

この記事のポイント
  1. 足場解体にかかる時間は約半日から長くて約1日
  2. 足場解体時は飛散や騒音に注意する
  3. 足場解体前に塗装のムラや汚れ、キズなどがないか確認する
目次

足場解体にかかる時間

足場解体にかかる時間は、2階建で30~40坪の一般的な住宅では約半日、厳密には3~4時間で解体できることが多いです。長く見積もって約1日です。

ちなみに、足場設置にかかる時間は約6~8時間かかり、解体は設置のおおよそ半分で完了します。これは単純に足場を持ち上げるか下ろすかの違いで、下ろす方が手間がかからないためです。

足場繋ぎがある場合は通常よりさらに半日かかる

足場繋ぎとは、建物と足場を一体化させる金物で、足場の倒れ防止の役割があります。足場繋ぎが必要なのは、倒れる危険性が高い階数や設置面積が大きい建物の場合です。

足場繋ぎの補修が必要な場合、補修箇所にもよりますが、約半日ほど解体時間が通常より多くかかります。

足場繋ぎを設置するためには、まず外壁面に穴を開け、足場繋ぎを取り付け、外壁に取り付けた足場繋ぎを足場と固定させ一体化します。

足場繋ぎは足場解体時に取り外しますが、外壁に開けた穴は解体のタイミングで補修します。穴を開ける場所はコーキング目地の場所であるケースが多いです。

業者さんが補修を忘れる場合が稀にあるため、解体前には忘れないように伝えておくと良いでしょう。

足場解体時の注意点

足場解体時には、近隣住宅への配慮が必要です。注意点は以下の2つです。

  1. 飛散対策
  2. 騒音対策

それぞれについてご説明します。

飛散対策

足場解体時には、近隣住宅へ飛散しないように対策する必要があります。

外壁塗装時、ケレン(古い塗膜を剥がす作業を)した際に出た塗膜やコーキングの廃材などが、足場上に放置されたまま解体してしまうと、廃材が近隣住宅へ飛散してしまいます。

解体前には必ず足場の清掃をした上で解体するよう業者さんに話しておきましょう。

騒音対策

騒音は足場設置も同様ですが、金属同士がぶつかる『ガシャンガシャン』というかなりの騒音が発生します。

特に足場解体時に、業者さんによっては早く作業を終わらせたいがために、足場材を投げることがありますので、都度足場材は置くようにしてもらいましょう。

飛散や騒音対策はどちらも、事前に近隣住宅へ案内、周知するように業者さんにお願いすることが大切です。

外壁塗装終了前のチェックポイント

外壁塗装終了前のチェックは一番重要な作業です。足場が架かっているからこそわかる不備などがあります。

  1. どこを確認すればいいのか
  2. どのような指摘をすればいいのか

について表にまとめました。

施工の種類不備が出やすい場所指摘内容
塗装サッシ回り
雨樋の裏
コーキング部など
塗り残し
ムラ
汚れ
キズ
穴が空いている
色が合っていない
コーキング縦横の交差部
サッシ回り(特に水切りの下)など
表面が凸凹している
汚れ
キズ
穴が空いている
マスキングテープが残っている
足場解体前のチェックポイント

水切りとは、サッシの下部にあり、雨水が室内に入らないよう、外に勾配がついた少し幅の大きな部分のことを言います。

塗装、コーキングに分けてチェックポイントを詳しくお伝えします。

塗装のチェックポイント

まずは、塗装のチェックポイントをご説明します。

色が合っているか

塗装でまず確認することは、『色が合っているか』です。

合っていて当たり前と思うかもしれませんが、意外に間違っていることがあります。なぜかと言えば、業者さんは何件も仕事を掛け持ちしているため、間違った色を持ってきてしまうことがあるためです。

色の間違いは足場解体前のタイミングで発覚すると一面全部塗り直しになってしまうため、塗始めの段階にも確認する必要があります。

サンプル帳があれば照らし合わせるなどして確認しましょう。念のため足場解体前にも再度確認しましょう。

塗り残しがないか

塗り残しがあるとその部分から雨水が侵入し、塗装が剥がれる原因になります。見た目も悪いことから必ず確認しましょう。

サッシ回りや雨樋の裏、コーキング部などは塗りにくく見落としがちな場所ですので、特に確認が必要です。

ムラがないか

ムラというのは塗膜が薄くなったことで下地の色が見えていたり、スタッコやリシン仕上げのような模様がある仕上がりの出来栄えが悪いことを言います。

塗膜が薄いとその部分だけ劣化速度が早くなってしまうため、重要なポイントの1つです。

模様の出来栄えが悪い場合は、部分的な補修が非常に難しく、補修したとしても補修部分が目立ってしまうため、最悪の場合は一面塗り直しの可能性があります。

模様仕上げは職人さんの腕にかかっているため、事前にスタッコやリシン仕上げに慣れた熟練の職人さんに塗ってもらうようお願いしましょう。

汚れがないか

汚れについては、塗装部分の確認はもちろんのこと、サッシ枠や手摺、雨樋など、施工範囲外に塗料が付着していないかを確認します。

塗装範囲に近い場所などは塗料が付着しやすいので、特に確認が必要です。例えば、外壁の真下の床は塗料が落ちていることがありますのでしっかり確認しましょう。

また、「そんなところに?」という場所が汚れていることもあります。職人さんの作業着に付着した塗料が職人さんが動くことで施工範囲と全く違う場所(車や境界壁、植栽など)に付着してしまうことがあります。

汚れは建物に限らず、敷地内全体を確認しましょう。

キズがないか

キズは、道具や足場が当たってできます。線状のキズや凹みなどです。塗装面に限らず、サッシや雨樋など施工範囲の付近にある設備も確認しましょう。

また、足場解体後も足場解体時に当たってできる可能性がありますので、確認する必要があります。

穴が空いていないか

これはムラと似ていますが、特にモルタル下地の場合、下地に小さな穴が空いていることがあります。塗料が下地の穴に吸収され塗装面にも小さな穴が空くことがありますので、確認する必要があります。

コーキングのチェックポイント

次に、コーキングのチェックポイントをご説明します。

表面が凸凹していないか

コーキングが凸凹する原因は、ヘラで押さえる力加減です。この凸凹が防水性に直接影響することはあまりありませんが、見た目が悪いことからしっかり直してもらいましょう。

汚れがないか

コーキングは固まるまではペースト状のため、汚れが付着しやすい材質です。サッシ回り(特に水切りの下)や縦横の交差部など、施工しにくい場所で付着しやすいため、しっかり確認しましょう。

また、塗装と同様に、職人さんの作業着に付着したコーキングが職人さんが動くことによって施工範囲と全く違う場所(車や境界壁、植栽など)に付着してしまうことがあります。

コーキングの汚れも建物に限らず、敷地内全体を確認しましょう。

キズがないか

キズも塗装と同様に道具や足場が当たってできます。線状のキズや凹みなどです。コーキング面に限らず、サッシや雨樋など施工範囲の付近にある設備も確認しましょう。

また足場解体後も足場解体時に当たってできる可能性がありますので、確認する必要があります。

穴が空いていないか

穴はコーキングを注入する量が少ないとヘラで押さえた際に、穴(隙間)が出てしまうことがあります。放置すると穴から雨水が侵入し、雨漏れの原因になる可能性があるため、必ず確認が必要です。

マスキングテープが残っていないか

コーキングを打つ際は必ずマスキングテープにて養生をしてから施工します。そのマスキングテープの剥がし忘れがないかを確認します。

また、剥がしはしたもののコーキングに引っ張られてコーキングの脇に残ってしまうこともあります。見た目が悪いので、しっかり剥がしてもらいましょう。

そもそも足場解体前に足場に登って外壁塗装の状態を確認できるの?

お伝えしたチェックポイントは足場に登らないと確認ができないものもあるため、

「そもそも足場に登って確認できるの?」

と感じるのは自然なことです。

結論として、自分の持ち物である建物の状況を確認するためなので、登れないということはありません。

現場を経験した身からお話すると、確認される方、確認されない方は半々くらいの割合です。

ただ、業者さんによっては、登って確認してもらう習慣がない場合もあり、「登って確認する方はいません」という話があるかもしれません。

もちろん、危険が伴うことなので、登る際にはリスクを理解しておく必要があります。また、業者さんに何も言わずに登ってしまうと非常に危険ですので、必ず事前に相談をしましょう。

業者さんによっては「危険なので止めた方がいい」と言われることがあります。これは、本当に危険なので言われることもありますが、「見られたくない(仕上がりが悪いため)」と読み解くこともできます。

無理に登る必要はありませんが、仕上がりが心配な方は登ってご自身の目で確認するのも1つの方法です。

足場に登る際に業者さんにお願いすること

もし足場に登る際は事前の準備が必要です。

  1. 安全帯(フルハーネス)を借りる
  2. ヘルメットを借りる
  3. 保険に入ってもらう
  4. 一緒に登ってもらう

業者さんに以上の4つをお願いしましょう。

一番重要なのは安全帯(フルハーネス)とヘルメットを借りることです。

足場は落下する危険性があるため安全帯(フルハーネス)を着用しましょう。また、足場上には突起物などがあるため必ずヘルメットを被りましょう。※安全衛生法上、義務付けられています。

また、念のため保険に入ってもらいましょう。基本的に一日だけなので数百円で入ることができます。

最後に、一緒に登ってもらう必要があります。「勝手に確認してください」などと言う業者さんはいないかと思いますが、念のためお願いしましょう。

何かあった場合、すぐに助けてもらえますし、施工内容の説明や指摘内容を伝えるためにも必要です。

以上のことをお願いした上で、安全第一で登りましょう。

まとめ

足場解体にかかる時間はおおよそ半日で、3〜4時間ほどで終わるケースが多いです。ただ、足場繋ぎがある場合など約1日かかるケースもあります。

足場を解体すると仕上がりが確認しづらくなるため、仕上がりをチェックしたい場合は、事前に相談しておきましょう。

もちろん業者さんも社内検査としてチェックは行いますが、業者さん任せにしてしまうと後々の雨漏れの原因になる可能性もあります。

業者さんに「手抜きできないな」と思わせる意味でも、しっかり自分の目で見て確認することも大切なのです。

外壁は建物の美観上重要です。「きれいな家ですね」と近隣住民から言われると嬉しいですよね。

そのためにも、しっかり仕上がりを確認しましょう。この記事が外壁塗装成功のお役に立てましたら幸いです。

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