外壁塗装の見積もりでわかる優良業者の選び方!5つのチェックポイントや注意点

外壁塗装の見積もり
  • 「外壁塗装の見積もりは、どんな内容なんだろう」
  • 「見積もりをもらったけど高いのでは?」
  • 「相見積もりって何社取るのが正解なの?」

外壁塗装の見積もりについて、このように気になる点が出てきていませんか?

できるだけ安く、そして、質が高い外壁塗装を実現するために、外壁塗装の見積もりから優良業者を見極めるチェックポイントや注意点などをまとめました。

悪徳業者がよく行う手法も解説していますので、外壁塗装で失敗したくない方はぜひご覧下さい。

この記事のポイント
  1. 抽象的な言葉がある見積もりはNG
  2. 安すぎる見積もりは手抜き工事の元
  3. 『無料』は違う項目に金額が移動するだけ
目次

外壁塗装の見積もりの相場は平均で約109万円前後

外壁塗装の見積もりの相場は2階建て30坪のご自宅の場合平均で約109万円前後です。多くの方が、80万円〜120万円の間で外壁塗装を施工しています。

一方で、見積もりの内容も塗料のグレード、外壁の面積などによって大きく変わってきます。

費用相場について詳しく知りたい方はこちらの記事もご覧下さい。

外壁塗装の見積もりで業者を見極める5つのチェックポイント

外壁塗装の見積もりで優良業者か悪徳業者かを見極めるための5つのチェックポイントをまとめました。

チェックポイントに該当する場合、悪徳業者の可能性が高いため、他の業者からも見積もりを取りましょう。

単価が高すぎない

見積もりの書類には、単価が記載されていますが、相場より高い金額を提示してくる業者もいます。

例えば、足場は700円〜800円/㎡ほどが相場ですが、単価が2,000円/㎡と書かれていたら依頼を取り下げた方が良いでしょう。

特に注意したいのは塗料です。塗料は、種類が多く、グレートや機能で単価の差が大きくなります。

人気のシリコン塗料であれば、単価は2,300円〜3,000円/㎡が相場ですが、最高品質の無機塗料の場合、5,000円〜5,500円/㎡が相場のため、2倍ほど変化する可能性があります。

最高級の自社独自塗料などと理由をつけて、7,000円/㎡を超える単価を提示された場合は悪徳業者の可能性が高いと言えます。

塗料の費用相場についてはこちらの記事で解説していますので、詳細を知りたい方はぜひご覧下さい。

面積が大きすぎない

ご自宅の外壁の面積をしっかりと把握している方は少ないものです。そこに目をつけて悪徳業者の場合、面積を大きく出して価格を上げるという手法を用います。

一方で、優良業者の場合は、小数点以下まできっちり計測して、見積もりを出すことが多いです。

ご自宅の平米数や外壁や屋根の面積や足場面積の概算を表にしましたので、ご活用いただけましたらと思います。

延べ坪数概算延べ床面積概算外壁面積概算屋根面積概算足場面積
20坪66㎡73㎡〜86㎡40㎡〜50㎡155㎡〜169㎡
25坪83㎡91㎡〜108㎡50㎡〜62㎡170㎡〜184㎡
30坪99㎡109㎡〜129㎡59㎡〜74㎡185㎡〜199㎡
35坪116㎡128㎡〜151㎡67㎡〜87㎡200㎡〜214㎡
40坪132㎡145㎡〜172㎡79㎡〜99㎡215㎡〜229㎡
45坪149㎡164㎡〜193㎡89㎡〜118㎡230㎡〜244㎡
50坪165㎡182㎡〜215㎡99㎡〜124㎡245㎡〜259㎡
55坪181㎡199㎡〜235㎡109㎡〜136㎡260㎡〜274㎡
60坪198㎡217㎡〜257㎡119㎡〜149㎡275㎡〜289㎡
2階建住宅の延べ坪数・概算延べ床、外壁、屋根、足場面積

業者が、ご自宅の坪数や平米数から考えられる概算面積を、大きく上回るような見積もりを出してきた場合は、契約を見送るようにしましょう。

『一式』などの抽象的な言葉が使われてない

悪徳業者の場合、外壁塗装一式で300万といったような、見積もりと言えないくらいの見積もりを出してくることがあります。

優良業者の見積もりでは、

  • 足場
  • 高圧洗浄
  • 養生
  • 飛散防止ネット
  • ケレン・下地補修
  • 下塗り
  • 中塗り
  • 上塗り
  • シーリング
  • 廃棄物処理

このように費用項目が明確に書かれています。特に優良業者の場合、塗料が3回塗りであることを明記し、それぞれの単価を書きます。

例えば、『塗料一式』と書かれている場合は、本来3回塗るべきところを2回で済ませる手抜き工事をして、不正に利益をとろうと考えている可能性があり、注意が必要です。

他にも、『◯◯一式』など抽象的な項目を作り、不正に利益を上乗せするようなケースもあります。

外壁塗装では、あまり聞き慣れない言葉も多いと思いますが、不明な点な項目があれば、遠慮せずにどんどん質問しましょう。

どのような作業で、なぜその作業が必要なのかを聞き、納得できる答えが返ってくるかで、業者の質を見極めることに繋がります。

20%を超える値引きがされていない

外壁塗装の見積もりには、人件費、材料費の他に工務店や塗装店を経営するために必要な利益が含まれています。

20%を超えるような数十万円単位の大幅な値引きは、採算度外視の見積もりであり、まともな業者であれば出せません。

出せるケースとして考えられるのは、元々の見積もりが相場より大幅に高い金額で作られており、提示金額が安く見えるようなトリックを使うケースです。

営業担当に知識がなく、採算が取れない外壁塗装工事を下請け業者に発注した場合、下請け業者は、本来3度塗らないといけないところを2度塗りで済ましたり、塗料を必要以上に薄めて材料費を抑えるなど粗悪な塗装をして採算を合わせることになります。

安物買いの銭失いということわざがありますが、本来あるべき金額以上に安い見積もりは、十分な塗装がなされず、塗装後すぐに外壁が剥がれたなどのトラブルを招くことに繋がります。

30坪で200万を超えない

既にお伝えした通り、2階建て30坪のご自宅を外壁塗装する場合、約109万円前後が平均的な相場です。

ケースによって、150万円を超えることもありますが、30坪で200万円超と相場の2倍ほどの金額になることはまずありません。

つまり、何かしらの理由を作って、相場以上に利益を上乗せしている項目が、存在することになります。

外壁塗装の見積もりで悪徳業者に騙されないための注意点

外壁塗装の見積もりにおいて、悪徳業者が使う手口をまとめて紹介します。

『無料』は実質的に嘘になる

悪徳業者のよくある手口の1つに、足場代が無料になるといったものがあります。

確かに見積もりを見ると足場代は無料になっているかもしれませんが、実は、他の項目に費用が上乗せされ、移動したに過ぎません。つまり、実質的に足場代は無料にならないのです。

外壁塗装の費用項目は他にもあるため、塗料代や足場代、シーリング代に少しずつ上乗せしたり、抽象的な項目を作って足場代以上に利益を上乗せしてくるケースもあります。

営業担当がいて、下請けに仕事を発注するケースの場合、既にお伝えしている通り、採算が合わないため、粗悪な塗装をすることになり、本来より大幅に耐用年数が短くなります。

追加費用に要注意

悪徳業者の手口の1つに、当初は非常に安い金額で契約金額を提示して、契約後に「そちらは費用に含まれていないので、追加費用がかかります」と不当に金額を請求するケースがあります。

『一式』など抽象的な見積もりを出してくる業者に悪徳業者が多いのは、このような手口を使うための口実にできるからです。

他にも、わざと作業日数を伸ばして、当初より日数がかかってしまったからと、人件費などを請求するケースもあり、筆者も実際にこのような手口を経験したことがあります。

このようなトラブルを防ぐためにも、見積書の項目が詳細に書かれているかや、工期はいつからいつまでの予定でオーバーした場合どうなるのかなどを確認しておきましょう。

先払いは絶対にNG

「今ご契約いただき、本日中にお支払いいただける場合、見積もりから、さらに10%割引します」

このように外壁塗装などの工事の費用を先払いで請求する業者とは、契約しない方が懸命です。

通常、外壁塗装の費用の支払いは、一定まで工事が進んだら一部を支払い、完成後に残りを支払う方法か、完成後に一括で支払う方法が主です。

事前に費用を請求するのは、経営状態が悪く資金が逼迫(ひっぱく)している工務店か、塗装をせず資金を持ち逃げする業者の可能性が高く、非常に注意が必要です。

外壁塗装で優良業者を選びたいなら相見積もりがおすすめな3つの理由

様々な悪徳業者の手口をお伝えしましたが、そのような業者を避け、優良業者を簡単に選びたいのであれば相見積もりサービスがおすすめで、その3つの理由をお伝えします。

ちなみに、「相見積もりは何社取ればいいの?」という質問をよくいただきますが、3〜4社ほど取れば相場が理解でき、やりとりの負担が少なく、業者側もやる気を出してくれるため適切だと考えています。

見積もりを取る業者の数が多すぎると、業者側も選ばれる可能性が低いところに力を入れてこない可能性があります。

適正な相場がわかる

外壁塗装の見積もりは、言い値であり、定額ではありません。

また、お客さまの要望を聞き、考えにあった塗料グレードなどを考えて見積もりを作るため、各社で違った工事内容を提示してくるため、様々な見積もりを見ることができ、相場感の理解が深まります。

悪徳業者を遠ざけることができる

相見積もりであることを各社が理解している場合、相場より高い金額を出すと自社を選んでもらえなくなるため、不当に高い金額を出すことができません。

また、見積もりの内容自体の質も、選んでもらうために高くなります。

それ以外にも、複数の業者を一度に知ることができるため、それぞれのホームページを比較して、お客さまの声を見るなどすれば、外壁塗装に強い業者なのかがわかり、より質の高い業者を選びやすくなります。

自身の考えにあった塗装がわかる

相見積もりを取り、業者とやりとりすることで、費用面の比較以外にも、ご自身が希望している塗装に沿って提案してくれる業者なのかを見極めやすくなります。

当初イメージしていた内容より、外壁塗装のプロである業者の提案の方が、より考えに近い塗装になるといったケースも起こりえます。

相見積もりを取ることは、費用面だけでなく、考えにあった質の高い塗装をしてくれる優良業者と出会いやすくなるメリットもあるのです。

まとめ

外壁塗装の見積もりは、言い値であるため、相場より高い金額を提示して不当に利益をとろうとしてくる悪徳業者もいるため、注意が必要です。

また、相場より安すぎるケースも、手抜き工事に繋がり、追加の塗装が必要になる確率が高いため、要注意と言えるでしょう。

悪徳業者特有の手口を抑えることで騙されるリスクを下げ、優良業者に塗装してもらえる可能性がグッと高まります。

今ではご自身で業者を探さなくても、相見積もりを取れるサービスもあります。

手間をかけずに選りすぐりの優良業者の見積もりを比較できるので、活用してみてはいかがでしょうか。

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